こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
午後、茶畑の八幡裏にある小さな工具屋さんに出かける。 年末に山の家の裏庭の楢を切ったとき、チェーンソーの歯が噛んでしまって チェーンが緩み、すぐに外れるようになったのだ。調べてみたら張りを調整する ボルトのねじ山がつぶれてしまってストッパーが効かなくなっている。 それで、チェーンソーごと軽トラに積んで持ち帰り、メーカーに電話して 市内の販売店を教えてもらって注文したのだ。町にいる間に直しておけば 山に持ち帰ってすぐに使える。 ぼくのチェーンソーはメーカーだけならスゥエーデンのH社だから山仕事のプロが みんな使っているブランドだがいたって廉価版で薪割り専用みたいなものだ。 それでも仕組みが単純なのであれこれ調整したりチェーン歯の目立てとかちゃんと やっていればこんな重宝するものはない。今回もボルト一本交換しただけで ちゃんと使えるようになったし、こういう手いじりのできる機械というのは嬉しい。 これが車だと、いくら仕組みがわかってもそれをコントロールするのがICだの 電子制御だの基盤だの、いまはわけのわからない頭脳が入り込んでいるから手の つけようがない。 そういえば山の家のボイラーもそろそろ調子悪くなっているのだが、 本体はまだ大丈夫なのに基盤がどうのこうのと言われる。 「そんなもの外して手いじりで動かせないのか」と文句言うと(ガス屋さんに文句 言ってもしょうがないんだけど)、「ダメなんですよ」と言われる。製品が古くなると その基盤だけ取り替えるというわけにもいかないらしい。なんだかなあ、 いちばん大事な部品は使えるのにそれをコントロールするちっぽけな部品が ダメになると全部ダメなんて、家電製品でもそうだけど便利さのコストやリスクは とんでもなく大きいんじゃないかと思った。世の中は小賢しくなったぶん、 間違いなく脆弱になっている。 ところでボルト一本取り替えて使えるようになったチェーンソーで、 はて、町にいる間に何かできないかと考える。 こいつは少し音がうるさいけど、近所の公園とか遊歩道とか、 倒れ掛かっている木や折れかけた太い枝が気になる。 ああいうの、みんな切ってしまって軽トラにつんで山に持ち帰ろうか(笑)
by northend
| 2009-01-08 21:30
|
ファン申請 |
||