こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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いまの時期、 車で動いているとあちこちで卒業式に出会う。 ふだんはジャージの上下にズック靴ペタペタさせてる中学生も、 詰襟の学生服に着替えると清々しい。 その隣に着物姿のお母さんが寄り添っていたりすると、 ぼくまで嬉し恥ずかしといった気分になる。 中学卒業のころには、 たいていの男の子は母親より大きくなる。 どのお母さんも、わが子の肩をまぶしそうに、誇らしそうに見つめる。 「図体ばかり大きくなって」と日ごろは思っていても、 子の成長はやっぱり晴れがましいことなんだと気がつく。 これは学生服のおかげで、 もっと言えば日ごろのジャージのおかげなんだろう。 だぼだぼのジャージ姿ばかり見慣れているから、 詰襟になると男の子も凛々しい。 ジャージというのはどうも年寄り臭い。 そういえば、ぼくのころは白いトレパンだった。 体育のある日にはトレパンに詰襟で登校する。 思えば奇天烈な姿だった。 女の子もトレパンに上だけセーラー服だったりする。 まるで勤労女学生。 子どもには普段着にジャージを着せない、 という方針はとっくに崩れた。 ナイキだアディダスだと小うるさいこと言うが、 どんなに汚れても洗濯が楽だとかみさんも納得。 それに、私服のジャージは中学生みたいにだぼだぼしてない。 上の子のジャージ姿はいつの間にか見慣れてしまった。 今日は小学校の卒業式で、 5年生の上の子だけ登校。 4月から6年生か。 すると、あと一年ちょっとで上の子は中学か。 入学式では詰襟を着るのか。 初めて自分の子の学生服姿を見るのか。 どんな気持ちになるんだろう。
by northend
| 2006-03-18 09:43
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