こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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午前中、ひたすら歩く。 降りそうな空模様だったけど途中、薄日もさした。 フキノトウを採って、晩ご飯に天ぷらで食べる。 昨夜、右の背中から首筋にかけて痛んで、 寝返りが打てなくて苦しんだ。 やっと寝返りを打っても今度は戻せない。 明け方までその繰り返し。 これは古傷みたいなもので、 20年くらい前にひどい目にあった。 目が覚めると体が動かない。 少しでも上半身に力を入れると激痛で息が詰まる。 いったいオレはどんな大病に襲われたのかと不安になった。 そのときは幸い、ベッドで寝ていて枕元に電話の子機があった。 痛みにうめきながらなんとか手を伸ばして、 近くに住んでいる友人に電話して、 勤めがあるから当然、友人いなくて奥さんに、 一人暮らしのアパートまで車で来てもらった。 さて、どういう手順で起き上がって、 服を着替えて階段を下りて車に乗り込んだのか、 さっぱり覚えていない。 とにかく彼女の運転で病院に連れて行ってもらい、 首にコルセットという情けない姿になったっけ。 あのときと同じ場所の痛みだったから、慌てた。 幸い、起き上がることはできたので、 朝ご飯食べて一息ついて、 あれこれ考えて出た結論が「歩くべし」。 とにかく運動不足だ。 自分の体は長い付き合いだから、 いま何をしなくちゃいけないかぐらいわかるし、 荒療治とそうでない対処法の区別もつく。 歩くしかないというのがぼくの答で、 それで午前中は歩き回った。 修道院の入り口まで歩いて、 それからダム湖に沿って博物館。 裏山越えてダムのアーチを渡って下流の橋を戻って また博物館の裏山を登り返す。 道中、ひょいひょいとフキノトウ摘む。 山暮らしで採集人間になった。 ただの散歩やウォーキングはつまらない。 何か採らないと気が済まない。 2時間歩いたら背中から首筋への痛みも軽くなった。 これは半病人のリハビリも兼ねている。 仕事がだいぶ詰まっているけど、 この際、半病人脱出が先決。 明日から毎日、ヒマ見てじゃなくて、 いちばんいい時間帯に歩くことにする。 キャッチボールもやるぞ。 これは子どもと予約した。 「午後は毎日、30分つきあってくれ」 「いいよ。オレもコントロールつけたいから」 こっちは肩と背中と首の運動のためにキャッチボールだ。 そのうちいろんな山菜も出始める。 体を動かすことは楽しいが、 どうもぼくは実利を絡めないとその気にならないみたいだ。
by northend
| 2006-03-26 22:40
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