こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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いろんな計画が挫折してしまった。 まず軽自動車に乗り換えるというスッキリしたプランが挫折した。 ぼくの計算では、いまのミニバンにあと3年乗ると車検と税金だけで 40万はかかるのに、軽の新車ならたった21600円で済む。 それプラス任意保険が安くガソリン代も安くなる。 だから断然、軽が得というものだったが、 じつをいえば軽自動車の新車をポンと買うだけの余裕がない。 ディーラーを回ったらこちらの希望するような軽自動車は アクセサリーもつけると150万を超えてしまう。 そこで銀行に出かけてマイカーローンを申し込んだら、 とても冷たい反応しか返ってこなかった。 「わたしどもは個人営業の方にはどうしても審査が厳しくなります」 フリーのライターに信用がないのはわかっていたけど、 家のローンと違って無担保・低金利の融資というのは会社員や公務員でないと じつに厳しい。 手広く商売をやっている人や、当座預金がたっぷりある人なら別なんだろうけど、 そういう人は車ぐらい現金で買ってしまう。 ぼくのように何もかも中途半端な人間というのは、金融機関独自のチェックシート にたくさん引っかかることがあるのだろう。 ましてフリーのライターなんて、明日なき職業の典型ではないか。 上の子とは職業についてときどき話してきた。 彼にはわりと堅実なプランがあって、本人のプライバシーだから あまり詳しくは書けないけど資格を取って公的な施設で働きたいらしい。 その職業は彼の性格にもピッタリのような気がする。 出世や金儲けとは縁のない仕事だけど、穏やかで落ち着いた仕事だ。 「オレは自分を待ってくれる人がいる仕事をしたいんだ」 いつだったか、上の子はそんなことを言い、 なんだか深く考えさせられたのだった。 その言葉を、ここ数日、何度か思い出していた。 彼の言ったことはとても正しいのではないか。 職業意識というのは、自分を待っている人が支えてくれるんだ。 ぼくは落ち込むといつも陳腐な思考パターンに嵌ってしまう。 自分の仕事がいかにもウソっぽく感じられて、 器用さだけで世渡りをこなしているような後ろめたさを持つ。 それは自分の気持ちだけを考えるからそうなるのであって、 ものを書く仕事も読んでくれる人がいなければ成り立たない。 それがどんなに少ない数であっても、 おカネを払って読んでくれる人がいるのだから、 満足してもらわなければいけない。 そのためにできるかぎりのことをする。 とても単純で、ウソの入り込めない世界なんだ。 メンタルダウンについては仕事でいろいろなことを書いてきたが、 わかっているようでわかっていなかった。 いまでもわかったようでわかっていない。 ただ、ここから抜け出す方法はとてもシンプルになってくる。 まず仕事の量を減らすこと。お酒は慎む。 大事なことと大事でないことを区別する。 枝葉をどんどん削ぎ落として、 ではいまの自分は何をすればいいのか、それだけを考える。 答はかならず出てくる。 今回は子どもに教わった。 少しずつ仕事モードに戻るぞ。
by northend
| 2006-08-28 22:49
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