こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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連休明けに中古の軽トラックを買った。 最近なんだか車を買ってばかりいるが、2年ほど前に計画した買い替えが やっと完了したことになる。ガソリン喰いのミニバンは廃車。8年式で 15万キロだから、ご苦労さんだろう。 今度の軽トラは三代目になる。三台目っていうのか。 一台目は550CCのオンボロだったが実用向きで重宝した。 二台目はまともな中古だった。度重なる引っ越しも全部軽トラで済ませた。 それを去年の3月にちょうど車検になったので下取りに出した。 この1年、ミニバン一台でやりくりしてきたが、山の家に一人で ふらりと帰れなくなって困っていた。帰ってもやはりトラックがないと不便だ。 それでコンパクトカーと一緒に探し始めたのだが、そっちはすぐに見つかっても 軽トラが見つからない。盛岡の町ではあんまり出物がないし、 近郊の町を捜し歩く時間もなかった。それと車庫証明のことがある。 盛岡は軽自動車でも車庫証明が要るので、遠くで買えばこの手続きを 業者が面倒くさがると思ったのだ。 ところがあれこれ調べてみたら、軽自動車の車庫証明は申請ではなく届出で、 つまり買ってから届けていいとわかった。 それなら出物がたくさんある山の家の町で探して、安くて程度のいいのを 見つけて乗って帰ればいいんだと気がついた。 実際、あるところにはあるもので、知っている修理工場に電話したら 「いま5台あるよ。安いから古いけど、程度は上々だよ。とにかく見てよ」 そう言われてすぐに見に行き、「へえー」という安値の車があったので 購入したのだ。8年式5万キロの4WDで○○円。 「いまおカネない。半分しか出せない」といったら「いいよ。残りは年内で」 ということで簡単に決まった。数日後、整備だけはちゃんとしてもらって、 ニュータウンに乗って帰ってそれから警察署に出かけて車庫証明の書類を もらった。自分でやってみれば雑作もない手続きで、印紙代も550円。 もし軽自動車を買う予定のある人がいたら、たった550円で済むし、 購入してから事後届出でいいのだからゼッタイに自分でやったほうがいい。 といったことはともかく、こんどの軽トラは5速のマニュアルだ。 二台目は4速マニュアルだったから国道を走るときにうるさかった。 四駆の軽トラは面白くて、前進5速にバックのギアがあって、そのほかに もう一つ「L1」というギアがある。超低速ギア。これを使うのは ぬかるみの山道を上るときとかズブズブの雪の中を漕ぐときとか、 状況は限定されるのだが必要あってついているギアで、心強い。 その軽トラで昨日も朝6時に家を出て山に帰った。助手席には愛犬が座る。 この犬は軽トラの助手席が大好きで、片道1時間半の道中、必死で 外の景色を見ている。ほんとに瞬き一つしないのだ。 ぼくも軽トラは大好きで、この実用本位で飾り気のない車に乗っていると 身もこころもくつろいでしまう。配達や工事の仕事、農作業や山仕事に 使われるのがほとんどだから、どこを走っていても遊びに見えないところも 気に入っている。それなのに隣に犬が座っていると、軽トラほど 遊び好きの男が乗り回す車に見えてしまうからおかしい。 以前、かみさんが町の家の訪問介護の仕事をしていたときに、 利用者さんに言われたそうだ。 「あなたの車の音はすぐわかるねえ。聞こえると嬉しいねえ」 冬は町の道路が除雪で狭くなるので、かみさんはよく軽トラで出かけた。 そのエンジンの音が、ほかのどんな車よりもわかりやすかったらしい。 ただしかみさんは、町の老舗のデパートにも軽トラで出かけて、 本館の駐車場に入れようとしたら係りの人に「シッシ」とやられたらしい。 「業者さんはここじゃないよ」と言われたので憤慨してた。 まあ、デパートには軽トラで行かないほうがいいみたいだ。
by northend
| 2008-05-30 22:11
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