こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
いま室温29・8度。 半袖で汗だくになって、焼酎のオンザロック飲んでいる。 あんまり暑いから網戸にしたところ。 暑いのも当たり前で灯油のストーブを焚いている。 下の子のスニーカーを乾かすためで、聞けば涙の物語だった。 学校から帰るなり、「オレ、リレーの選手外されるかもしれない」。 2,3日前はクラスでいちばんのタイムだったから確実だと威張ってた。 「でも、タイム差が小さいから明日もう一回、走ってタイム取るんだって」 「またいちばんになればいいじゃないか」「靴が・・」 これは下の子の言い分である。 「いちばんはき慣れていて、いちばんピッタリの靴をお母さんが洗った。 さっきさわったら全然、乾いていない。だから明日は遅い靴で走るんだ」 さあ、大変だ。大変だって、べつに何にも大変じゃないんだけど、 とにかく大変だ。 なぜかというと、ぼくは足が遅くて、子どものころリレーの選手になんか選ばれたことない。 上の子も遅い。かみさんも、はっきり言ってロバの如く遅い。 それなのにどういうわけか、下の子はロードレースなら速いし短距離も速い。 ついに運動会の花形、紅白対抗リレーの選手に選ばれそうだ。 それが靴ごときの理由で諦めるなんて、運動会の楽しみがなくなってしまう。 だから晩ご飯の後、新聞紙突っ込んでストーブ焚いて、靴を乾かそうとしている。 大丈夫、今晩中に乾きそうだ。ビールも飲んでしまったなあ。 この三日間、とてもいい天気だった。 毎日、午前か午後のどっちかは外にいて、犬やウサギと遊んだり(いまウサギに芸を仕込んでいる) はるかはるか下の町の雑木林を歩いたり、ダム湖の周辺をウロウロしたり、 車庫の奥にしまいこんでいたキャンプ道具や山道具を日干しして点検して、 カヤックも貼り合わせの修理をどんどん進めてもうすぐく完ぺきに仕上がりそうだ。 つまりスタンバイの態勢は整いつつある。 あとは仕事を前倒しで片付ける。 まっとうにお日様の下で遊べる人間になる。 ささやかな目標だが、このこと、ぼくの場合は断じて譲れない。 いま触ったら、靴はドラム乾燥機に入れたみたいに乾いてきている。
by northend
| 2006-05-17 21:10
|
ファン申請 |
||