こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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昨日、今日と一家で山小屋。 子どもたちは以前に通っていた小学校の運動会に参加。 ぼくはタラノメ採り。 運動会のことは、次回に書こう。 最近、近所のご夫婦からホタテだのワカメだの戴いている。 べつのご夫婦からはカステラを戴いた。 すぐ近くに住むご夫婦は元教員で、旦那さんのほうは子どもが通っていた山の小学校に 以前、勤務していたこともある。 つまり、山の村のタラノメを採って近所に盛大にお裾分けしたくなったのだ。 毎年、山の小学校の運動会のころがタラノメの丁度いいときだ。 運動不足も痛感しているから、山小屋から歩いて出かけた。 リュックの中に缶ビール一本。大きなビニール袋二つ。 腰に網カゴ。右手にタラノ木を引っ掛ける棒。長靴履き。 「オレ、こういう素人臭い格好すんの嫌いなんだ」とかみさんに言ったら、 「カゴの中身を玄人にすれば」とせせら笑われた。言ってくれるじゃないか。 10年余りも暮らした山だもの、木々の色具合を見るだけでいまごろはどこのタラノメが いいときか想像はつく。 ただし同じ場所を歩いてはダメ。面白くないし、タラノメも小さくなる。 「あのあたりの山ならいいんじゃないか」と見当をつけて歩いてみた。 いやはや。日当たりのいい斜面に、桑畑のようにタラノメが立ち並んでいた。 山仕事の作業道に沿ってもタラノメが並んでいる。 イワナと違って山菜やキノコは見つければ安心だ。逃げないんだから、 あとはどういう順番で採っていくかだけを考えればいい。 タラノメの向こうに薬師岳。わずかに残雪。 このアングルに数本の食べごろが映っている。 この時点でリュックのビニール袋は8分目の膨らみだった。 喉がカラカラだから缶ビール飲んじゃう。まだしっかり冷えていた。 絶品一本。 芽の根っこは握りこぶしぐらいある。緑がみずみずしくて、このまま食べたくなる。 たちまちリュックの袋は満杯。チャックが締まらない。 もう一袋を手に持ち、それにも半分ぐらい入ったところで飽きてしまった。 これだけあれば、お裾分けには十分。 山小屋を出たのが9時で、戻ったのが11時。採ってた時間は正味1時間か。 昼には運動会が終わるから、 一休みして小学校に向かった。
by northend
| 2006-05-21 21:57
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