こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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昨日、ニュータウンに一軒しかない本屋さんでかみさんが『とりぱん4』購入。 大きなスーパーの中の本屋さんだが、特売の納豆みたいに山積みされていて、 そこにみんな群がって買っていたそうだ。 地元でこんなに愛される作家はちょっといない。 さっそく家族で取り合いになったが、昨夜はぼくがゆっくり読んだ。 面白いなあ、いままでのシリーズでいちばん面白い、というのが全員の感想。 例によって地域限定ネタ満載だから、一コマの絵を見ては 「ウン、ウン」とか「フフ」とか「あ、あそこだな」とか、ニヤニヤしてしまう。 クリスマスの電飾が見事な家は前に住んでいた借家のはす向かいの家だ。 ご主人が「とりぱん描いている人知ってるからサインもらってあげようか」 とか以前に言ってたな。こんかいの4では「お母さんのお友だち」ということに なっている。ダム湖の板敷きの散歩道もぼくがいつも歩いている道。 そういえば今年の春にはキレンジャク、ヒレンジャクの群れに何度も会ったが、 とりぱんの作者の庭には大挙して居座っていたみたいだ。 今回、いちばん印象に残ったのは103羽の「私は桃源郷を知っている」で 始まるお話。 あの家はたぶん、あの家だろうという推測ができる。 漫画に出てくるそのままの家をたしかにぼくも知っている。 たぶん、あの家だ。 『とりぱん』の作者が大空に舞い上がって雲の上から桃源郷を見下ろしていた。 あの浮遊感こそ、ぼくがいちばん好きな感覚だ。
by northend
| 2007-10-25 22:02
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