こういう人間です
盛岡市在住。ライター。
性格偏屈。趣味はないが嫌いなものはない。 20年余りの都会暮らし、 10年余りの山暮らしを 経て現在6年目のニュー タウン暮らし。 いまいるところがいつも いちばん好きなところ。 メールはこちらへどうぞ 以前の記事
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朝一番の仕事がさっき片付いた。きょうも雪。 下の子が蕎麦食べたいというから、夕方ちょっと出かけよう。 ぼくは子どもと蕎麦屋で酒を飲むのが好きだ。 あんまり飲みすぎないで済む。 海苔や玉子焼きやカツ丼の台なんかを適当に頼んで、 子どもにも食べるの手伝ってもらえる。 うちの子はどういうわけか、ぼくが日本酒を飲むのが好きで、 塩辛なんかの味にもうるさい。 蕎麦屋はテーブルが広くて、ゆっくりした気分で飲める。 それに蕎麦屋の日本酒というのはだいたい美味い。 でも困ることも一つあって、蕎麦屋で父親が酒を飲み、 子どもが蕎麦を食べる図というのはなんか「不幸」というイメージになる。 「ああ、母親が家を出て、お父さんは子どもの相手もしなくちゃいけないし、 自分も酒が飲みたいし、だからああやってひっそり飲んでるんだな」と 思われそうだ。 現実はまったく逆で、明るい時間に堂々と酒を飲めるのが蕎麦屋。 ついでに子どもを連れて行くと妻も喜ぶ。だから、 「お父ちゃんに蕎麦屋に連れてってもらえば」とけしかける。 家族みんなが喜ぶから、蕎麦屋の酒は美味しい。 さて。 #
by northend
| 2005-01-12 14:41
焼いたホヤの味を思い出したから忘れないうちに追加しよ。 ホヤをまったく食べられない人は、いままで鮮度の落ちたのしか食べたことが なかったからだと思う。 浜で上がったばかりのホヤを食べると、この世の奇跡という感じがする。 よくこんな見た目の悪い殻の中に宝石が隠されていると気づいたなあ。 そのホヤを、海辺にバーベキューコンロ持ち込んで殻つきを捌いて焼く。 美味いよう。ビールにも日本酒にもピッタリ合うし、かすかな苦味も臭みも 全部消えてしまって、磯の香りと爽快な歯触りだけ残る。 でもやっぱりホヤなんであって、酢の物や生がいいというホヤ好きも たぶん感激する。 えーと、焼きホヤということでぼくはボヤと命名。パチパチ。 最後に食べたのはたしか3年前だな。 あ、あのときには一緒に岩牡蠣も焼いたんだ。こいつも美味い。 美味しいもの思い出していると口の中につばが湧いてきて、 つまみなしで焼酎が飲める。明日は早いから寝よう。 #
by northend
| 2005-01-11 22:11
一昨年の春に福島県いわきに住む友人の家を訪ねて宴会した。 一応、花見ということで数人集まったけど、男ばかりでただの飲み会だ。 土産に仙台の駅ビルで笹蒲鉾を買っていったら、魚屋をやってる男が 一口食べて「うーん」とうなった。「うまいでしょ」と言うと、また「うーん」と うなってもう一口食べ、「笹蒲鉾ってこんなにうまいのか」と言う。 笹蒲鉾はほんとに美味い。仙台名産ササカマボコはチーズが入っていたりして 不気味な味しかしないが(土産物で売ってるやつ)、本物を食べるとやっぱり 感動する。 ぼくがいわきに持参した笹蒲鉾は「高政」の吉次と鯛と石持。吉次は柔らかい 甘味があって極めて上品。鯛は香りがよくて穏やか、石持は素朴で深味があって 飽きない味。好みを言うと吉次、石持、鯛になるけど、日本酒の味にもよる。 魚屋のおやじは店のマグロとカツオと鯛を刺身にして大皿で持ち込んだけど、 自分じゃ高政の笹蒲鉾しか食べなかった。 高政はたしか女川の蒲鉾屋。もちろん一乃蔵にはピッタリ合う。 今晩はオムライス。それと白ゴマのたっぷりかかったレンコン、揚げ、コンニャクの 酢の物があって、焼酎が美味しかった。 #
by northend
| 2005-01-11 20:55
今日は女房も子どもたちも朝からどこかに行ってしまった。 「帰りは夕方遅くなるから、何か適当に食べて」って、 まるで冷蔵庫に何か残っているみたいな言い方して。 外は雪。ああ、こんな日はコタツに入って、明るいうちから雪でも眺めながら 熱燗一本だな。 日本酒でいちばん好きなのは『無鑑査・一乃蔵』 生協で1840円。とにかく口に合う。無鑑査というのは2級酒、1級酒という ラベルの監査があった時代の名残で、等級は国税庁が決める。美味い酒が1級、 ちょっと味が落ちると2級。こんな主観的なことを役人が決めるんだから、 一乃蔵は反抗して監査を受けない酒を売り出した。値段は2級、味は 飲んで自分で判断してくれという考えで、高い酒は税金が高いだけだから 蔵元の見入りに大差はない。 その名残りの酒で、無骨なラベルも気に入っている。 日本酒は2千円超えたら買わない。出されたら飲むけど自分じゃ買わない。 ぼくは一升500円の料理酒に優れものを見つけたぐらいだから、 酒の味はわかってないのかもしれないが、日本酒なんて ほどほど美味いのがいちばんだと思っている。 とか考えて冷蔵庫を見たら冷凍ギョウザしかない。500円の料理酒も少し 残っているだけ。 結局、焼酎でギョウザを食べた。そういえば無鑑査一乃蔵にぴったりのつまみを 思い出した。笹蒲鉾。これにはうるさいんだ。 #
by northend
| 2005-01-10 21:00
コンビニチェーンのここ十数年のベストセラーは柿ピーナツだそうだ。 隠れたベストセラー。わかるわかる。 持ち寄りの宴会で鍋やテンプラや刺身がテーブルに並んでいて、 ついでという感じで袋入りの柿ピーナツがあるとそれから食べてしまう。 「貧乏性だなあ」と向かいに座っている人に言われるが、そいつも 柿ピーナツを食べる。 コンビニの柿ピーナツはだんだんピーナツの比率が増えてきた。 ぼくが好きなのは6-4でピーナツ。そうなってきたらしい。 でもなあ。このごろ歯医者に通っていて以前のようにバリバリ食べられない。 6-4の味は噛み砕いて出てくる味だから悔しい。 今晩は新年会で定番料理がズラリと並んだけど、柿ピーがなかった。 寂しいような嬉しいような。 #
by northend
| 2005-01-09 23:45
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